最近の傾向(過払い金)

 

 平成20年頃までは,弁護士が過払い金の返還を請求すると,貸金業者側としても,勝ち目の薄い交渉や裁判を長引かせて過払い金の返還額が増える(利息が付く)のを嫌い,早期に和解が成立していました。

 しかし,最近は,過払金の存在が広く世間に認知されたことや貸金業法が改正されたことなどによって,貸金業者の経済状態が大幅に悪化しており,なかなか和解が成立しません。

 中小の貸金業者の場合は,判決が出ても控訴して意図的に争いを長引かせたり,判決が確定しても支払わない業者もあり,中には判決に基づいて財産を差し押さえてもほとんど回収できない業者もあるなど,過払金の回収が年々困難になっている状態です。

 

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